
原題…THANK YOU FOR SMOKING
監督…ジェイソン・ライトマン
出演…アーロン・エッカート/マリア・ベロ/ロバート・デュバル
極私的満足度… ○
クチが最大の武器久しぶりのReviewです

暫くの間書かなかった理由は…ま、色々あるんですが、ムカつくを通り越して切なくなるほどの量の迷惑TBと、夏休みの時間を持て余した方々による迷惑なコメントの数々(迷惑でないモノは残してあります ^^;)。そろそろいっかなー…ってことで、久々に書いております。 有難いコメントへのレスと、TB返しは追々やっていきますのでお待ちくださいませ。
で、本題。この作品、昨年トロント映画祭でプレミア上映され、今年のサンダンス映画祭でも上映されたんですが…ゴシップ好きの皆さんならご存知かも?ですがいわゆる
トムちん検閲疑惑(トロント上映時には存在していたケイティ×アーロン・エッカートの

シーンが、サンダンスで上映したら監督も知らぬ間にカットされていた)で、知られている作品です。一応全米公開、ならびに日本で公開される作品にはそのシーンが入っている!ってことなので、どんだけ激しいモンなのか?とオヤジ的な下心モリモリで見に行ってしまいました(笑) うーん…そんなカットしたくなるほどかな?ってのが正直なところですが、まぁ、その手法というかナンというか…わりに激しかったのかな?って気も

ま、それはさておき
知的論争エンタテインメントだし、チラシにも「その男、話術で世間を煙に巻く」って書いてあるし、とにかくクチを最大の武器にして煙草

社会を守っていく男のお話です。 主人公の言葉を借りて言うならば、その商売は
ロビイストなんだそうで、嫌煙家が蔓延するアメリカ社会に対してヒラリ、ヒラリと口先で攻撃をかわしていく感じは見ていて気分良かったですね〜。…ま、ワタシ自身タバコは吸わない人なので、あまり歓迎したくない面もあったけど。まぁ、それにしても体に害のあるハズのタバコによって九死に一生を得るラストはなんとも皮肉というか、なんというか…まさにタバコよありがとう!!!ってとこでしょうか。
とにかく、こ難しい眠たくなるような作品かと思ったら大間違い。大爆笑

こそないけれど、シニカルな笑いが色んなとこに鏤められている、思わずクスッとしちゃうような作品。愛煙家

も嫌煙家も

も見てみてくださいませ。
個人的には、映画久しぶりじゃん?なロブ・ロウのヘンテコ着物姿がお気に入り。ぜひともブラピとゼタ姐サン出演のSF作品見てみと〜ございます(笑)
あ、あと全然関係ないんですが…この作品のテロップならびにチラシへの表記に気になるとこがあるんですが…。「なにゆえこの作品だけ
ケイト・ホームズ」なんでしょう?オープニングクレジットの英語表記はKatie Holmesだったような気がするんですけども。
当ブログに初めてTBする方、初めていらした方へ(必読です)
おぉ!そんな理由があったんだ?
まぁ、確かに子供っぽく感じるけど、ソレで名前が
売れちゃってるんだから、別に変えなくても…って
思うんだよねぇ。なんかケイトだとお固いイメージだわ。
トムちん、勝手にカットするは名前変更するは…なんかすっげー束縛っぷりやね(苦笑)
しかし、あのシーンはトムにとって気に喰わなかったのですか?これからお互いの脚本選び、(いちいち)慎重になるんですかね。
これはオスカー対象になるのかな?
えぇーーー!そうなの?なんか「うまくやっていく自信がなくなった」とかって言ってなかったっけ?(^^; いや、それはまさしくトムやんが不安に思ってるんだろうな。スリちゃん、キレイな青い目をしてたような気がするんだけど…クリス・クラインもケイティも瞳はブロンズだよね?(´・ω・`)
あのシーン、何?激しすぎるのが気に入らなかったのかな?(自分で試したことがない…以下自粛) 育児と仕事のスケジュールでの話し合いは必要だと思うけど、脚本選びにまでは首つっこまないで欲しいよねぇ。 今年のオスカーが済んでからの公開だったよね?だとしたら一応対象作品ではあると思われ。