2008年03月04日

アヒルと鴨のコインロッカー

ahiru_kamo.jpg

監督…中村義洋
出演…瑛太/濱田岳/関めぐみ/松田龍平

極私的満足度… △

今なお残る島国根性
アヒルと鴨。で、コインロッカー。一体どんな内容なんだ?とタイトルだけで興味を惹かれた作品。動物病院とかが絡んでくるのかしら?と思っていたんだけど(^^; 全然違いましたね。大した希望もないまま大学に進学した青年と、その隣に住む変な男が繰り広げる、サスペンスタッチの青春コメディ。そしてほんのりと社会批判もしている不思議な作品でした。音楽の神様と称されるボブ・ディランの「風に吹かれて」が、ちょっと切ないラストと合ってて、ほろ苦い青春の思い出。的な感じ。

瑛太君、濱田君の両主役。それぞれ非常にイイ仕事してました。とくに瑛太君。この役は彼でないと出来なかった!っつっても過言じゃないほど似合ってたなァ





冒頭の、一人暮らしのお引越しシーン。ワタシもかつて同じ体験をしたことがあるので、遠い日を思い出してちょっと懐かしくなっちゃいました。御近所さんにご挨拶に行くのって、なんか必要以上に勇気いるんだよね。怖い人だったらどーしよぉぉがく〜(落胆した顔)なんて思ったりして。
そんな怠惰な…ちょっとモラトリアムな感じで、少しダルかったんだけど、事件が起きて謎解きパートに入ってからは雰囲気が一遍。しかも事件を起こす犯人というかキーマン。エンドロール見るまで分からなかったよー。○○ルバーグってサングラスかけてないと、意外とフツーなんだね(爆) でもその普通さの中にある狂気、すごく恐ろしかった。しかもこーいう奴って結構どこにでもいるんだよね=自分の周りでも起こり得る事件なんだよ。

大学前のバス停で、中東アジア系の女性が何やら困っているんだけど(バスの行き先聞いてるんだろね。)、その人に対して誰もが見て見ぬフリ。挙げ句バスの運ちゃんは「日本に来たら、日本語喋らないと困る」って言う。 ワタシ達も旅行に行った先で、トラブルに見舞われると咄嗟に日本語になっちゃったり、ワケ分かんない英語になったりする。でも、周りの現地の人達は必死に聞いてくれる(事が多いと思う)。日本に来たら日本語!って思うのは鎖国されてた日本ならではの、島国民族的、閉鎖的思考回路。これからの国際社会で、こんなんじゃやってけねぇぞ!と心配になったワタシです。こんな状態でよく留学生とか受け入れるよなぁ…お役所ってイイ加減。
ドルジの、彼女への切ない想いに駆られて…の衝動(行動)は理解出来るんだけど、この彼女の動物への愛情っつうか、執念っつうか…なんかウソ臭い。と思ってしまったワタシ。うーん荒んでるのかしら。

ところで、アヒルと鴨の違い。気になったので調べてみました。
鴨ってのは、渡り鳥としてなじみのある真鴨などの野生種。で、アヒルは、その鴨を品種改良して家畜化したものなんだそう。映画の中の解釈とは、ちと違いますな。
posted by カル〜★ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ア】行のreview
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