2006年10月30日

木更津キャッツアイ-ワールドシリーズ-

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監督…金子文紀
出演…岡田准一/桜井翔/酒井若菜/岡田義徳/佐藤隆太

極私的満足度… △

バイバイ!
うぅ〜〜おがく〜(落胆した顔)マジでっ?木更津キャッツまでが韓国リメイクされちゃった?有り得なくね?(←アニ風に読んで下さい^^;)つか何?ビールビールビール!の変わりに真露!ジンロ!ですか(爆)とノッケはTV版の頃のイキオイそのままのクドカンワールドが広がって思わず声出して笑っちゃったんだけどねぇ。キャッツですらシリーズ第2弾の罠にハマってしまったかバッド(下向き矢印)と切なくなってしまいました。でもね、やっぱりTVの頃から愛して止まない作品だし、劇場で見ることが出来て良かったな〜と思いましたよ。 日本シリーズから3年経った、愛すべき5人の木更津少年が大人になっていく物語でした。

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2006年10月24日

父親たちの星条旗

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原題…FLAGS OF OUR FATHER'S
監督…クリント・イーストウッド
出演…ライアン・フィリップ/アダム・ビーチ/ジェシー・ブラッドフォード

極私的満足度… △

写真の裏に隠された真実
お恥ずかしい話なんだけど、この作品のプロモやトレイラー(予告編)を見るまで、実はこの1枚の写真。教科書ですら見ていなかったワタシです。今の学生たちが使う教科書には載っているんでしょうかねぇ? 日本人には恐らく馴染みが薄いであろう写真。でもアメリカでは第2次世界大戦を象徴するとても有名な写真なんだそうで、ワシントンDCには、この写真を象った大きなモニュメントがあるんだそうです。
アメリカ人も知らなかった、あの有名な写真の裏に隠された、現場の兵士達だけが知っている真実を淡々と描いた作品。チラシのコピー通り「アメリカから見たイウォウジマ」なんだけれど、アメリカが英雄、日本はダメダメ。的なことは何ひとつとして描かれてはいませんでした。12月に公開される「日本から見た硫黄島」である『硫黄島からの手紙』も是非見てみたいと思いました。
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2006年10月16日

ワールド・トレード・センター

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原題…WORLD TRADE CENTER
監督…オリバー・ストーン
出演…ニコラス・ケイジ/マイケル・ペーニャ/マリア・ベロ/マギー・ギレンホール

極私的満足度… ○

あの日、現場では…
2001年9月11日。アメリカでは11日が始まろうとする時間、日本は11日もそろそろ終わろうとする時間。深夜のニュースで一報が流れた頃、ワタシはパソコンに向かって、とある情報収集をしていたのを覚えています。もちろん日本で。珍しく切羽詰まった声の相棒に呼ばれTVの前にノソノソと歩を進め、自分の目に飛び込んで来た映像を見て「なんじゃこりゃ?操縦失敗?や、ある意味曲芸?」と正直思いました。不謹慎だけど…でも、現場に向かう人達も同じようなことを思った人もいるんですね。 政治だとか、国際情勢だとか、そーいったものは丸きり排除して、あの日ワールドトレードセンターに一般人を救出に向かい、ビル崩壊の事故に巻き込まれた2人の警察官と、その家族の長い長い悪夢のような1日を鮮明に綴った物語でした。
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2006年10月13日

イルマーレ

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原題…THE LAKEHOUSE
監督…アレハンドロ・アグレスティ
出演…キアヌ・リーヴス/サンドラ・ブロック/ショーレイ・アグダシュルー

極私的満足度… □

オリジナルの勝ち
01年に公開された同名の韓国映画がオリジナル。ワタシは会社の上司に激しく(^^; 進められてレンタルに並んだ時に見ていたんだけど、なんだろう。とっても静かな作品で、そしてすごく映像がキレイで、まるで「環境映画みたい」って感想を書いた気がする。とりあえず現代におけるファンタジーぴかぴか(新しい)みたいな作品で地味ながらもステキだな…って思ったんだよね。で、その作品をHollywoodでリメイクする!と聞いた瞬間「ヤな予感がする」たらーっ(汗)って思ったの。その予感が・・・見事とは言わないまでも、かなりの確率で適中していたように思いました。あぁハリウッド風味だね…バッド(下向き矢印)と。つーか邦題からして無理矢理イルマーレにしなくても…Lakehouseで十分だった気がしますよ。
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2006年10月11日

シリアナ

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原題…SYRIANA
監督…スティーブン・ギャガン
出演…ジョージ・クルーニー/マット・デイモン/ジェフリー・ライト

極私的満足度… △

見る側に訴えかける「何か」が主役
06年のGGそしてオスカーの助演男優賞をジョージ・クルーニーが受賞した作品。映画本編を見るまでは「クルーニーが主役なのに、なんで助演なの?」と不思議で仕方なかったんだけど、なるほど、これ演じてる役者の中には主役と成り得るキャラクターはいなかったかもexclamation&question 見てるこっちに訴えかけてくる「何か」こそが、この作品の主役ってことなんだろう。そう思いました。 石油高騰が叫ばれているご時世、石油取引の裏にはこんなすごいスキャンダルが隠れているのか…と、衝撃を受けずにはいられない作品でした。
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2006年10月06日

ヘイヴン 〜堕ちた楽園〜

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原題…HAVEN
監督…フランク・E・フラワーズ
出演…オーランド・ブルーム/ビル・パクストン/スティーブン・ディレイン/ゾーイ・サルダナ

極私的満足度… △

後味ドヨ〜ン系
オーリーことオーランド・ブルームが脚本を気に入り自らプロデューサーも兼任したインディペンデント系の作品。04年のトロント国際映画祭、翌年のサンダンス映画祭で上映されたもののアメリカでの公開もなく「こりゃCDスルーか?」と半ば公開を諦めていただけに、嬉しい劇場公開グッド(上向き矢印) トロントで上映された時に見た友人から「重たい作品」とは聞いていたけれど、そんな経緯もあり期待十分で見に行ったんですけど…や、なるほどヘヴィでした。別の友人がクラッシュに似てるらしい。と言っていたけれど、これにも軽くナットク。ただクラッシュほど際立って有名な俳優さんが沢山出ているわけじゃないし、折角眩しいケイマン諸島のハズなのに、画面がいつでも薄暗いし…で見てるうちに気分がドヨ〜〜ンとしてきてしまいました(^^; 今回はちとネタばれ気味になりそうなので、それでも!という方、もしくはワタシと同じくすでに試写会でご覧になった方は、下の「続きはコチラ」をポチっとどーぞ。
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2006年10月03日

カポーティ

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原題…CAPOTE
監督…ベネット・ミラー
出演…フィリップ・シーモア・ホフマン/キャサリン・キーナー/クリフトン・コリンズJr.

極私的満足度… △

もう、書けない・・・
昔は本を沢山読んでいたけれど、この手の文学というか文芸というか…そーいうのは全く読んだことがない。だから実を言うとオードリー・ヘプバーン主演の有名な映画『ティファニーで朝食を』の脚本家がトルーマン・カポーティだってことを、この作品を見て初めて知ったんだよね(恥)たらーっ(汗) 他にもハンフリー・ボガート主演作の脚本を書いたり、とにかく物凄い有名な作家さんだ。ってのは知っていて、さらにゲイだったってのも知っていたんだけど・・・自由奔放な時代の寵児だった売れっ子作家の彼が、ある作品をきっかけに「もう、何も書けない」そんな心神喪失状態になってしまう。そのターニングポイントを綴った作品でした。
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posted by カル〜★ at 14:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 【カ】行のreview